2008年2月16日 (土)

レリーズケーブル

Rel01
ひとつあると何かと便利なレリーズケーブル。今まではニコンの MC-30 を使っていました。
ちょっと無骨だけれど頑丈で必要十分。けれどこれをいつの間にか無くしてしまいまして・・・たぶん実家かなぁ。

そこで通販でレリーズケーブルを買ってみました。1,880円。5千円近い純正品よりも圧倒的に安いんですよ。

で、届いた品物をみると・・・あれれ?これはどこかで見たような。。。

Rel02

CANON の純正ケーブル RS-80N3 と瓜二つです。細かい部分は少し違いますが、全体の形や構造は一緒。
ボタンの上方に彫ってある「RUNNING LOCK」 という文字まで同じです。
RS-80N3 だって普通に買うと5千円以上しますよ。

Rel03

裏です。さすがに CANON ロゴはついていませんが、形状はほとんど一緒。

Rel04

さっそく開けました(笑)右が CANON、左が格安レリーズです。
組み付け精度などの細かい部分は中国クオリティですが、どのみち単純な部品だし十分実用にはなります。

Rel05

ニコンのD200/D300/D2X..... 等に使える10ピンコネクターつき。ボタンを押して上にスライドさせるとロックもできます。
ただしこのケーブル長3mはちょっと長すぎです。

Rel06

そこで短く加工しました。このくらいで十分です。
改造用に何個か買っても良いかもしれませんね。CANON 5D/30D/40D 用なら NT-R9E が 1,880円です。

Rel07
(クリックで大きなサイズになります D40 + AF35F2D で撮影)

D200/D300/D2x.... など10Pターミナル式レリーズ端子のカメラでワイヤレスリモコンを使うには
ルミコントロールセット ML-3 が利用できます。受信ユニットはホットシューにつけてくるっと回転できます。

送信機と受信機の間をターゲットが通ると自動的にシャッターが切れる機能もついていますが、小さいものには
反応しないので正直言ってこの機能はあまり使えません。

ワイヤレスリモコンが必要でなければ安いレリーズケーブルで十分ですねぇ。

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2008年1月14日 (月)

ライブビューを比べてみる

EOS 40D と D300、両社まるで事前打ち合わせがあったかのように時を同じくして搭載してきました。
それぞれ一長一短、特徴があります。

ライブビューの操作方法やガイダンスはダウンロードできる取説や比較サイトを見て頂くとして、
ここでは個人的に感じたことを書いてみます。

Lv006

両機のライブビュー画面です。格子線の入れ方やカーソル等、メーカーの違いを感じます。
D300 はライブビューのモニター画面の明るさを調整することができます。
一方 40D には調整機能はない(ように思います)ですが、この写真の時計のように文字盤だけが明るい被写体を
最大に拡大したとき、適正な明るさで表示できたのは40D のほうでした。D300 は時として明度が上がりすぎる事がありました。

また、40D にはモニターをコンデジのように露出値に応じた明るさにシミュレートできるモードも備わっています。
D300にはこれは無く、D3 には装備されています。ただこれで絞ったり暗い場所で使ったりするとモニターが暗くなりすぎて
構図確認ができなくなるので個人的には使わないのですが、人によっては便利な機能かもしれません。

Lv002

ライブビュー切り替えは 40D が便利
ライブビューモードへの切り替えは D300 がここのダイヤルを操作するのに対し、40D は SET ボタン一押しで変ります。
これは 40D のほうが圧倒的に便利です。上のダイヤルの並びを見るとわかると思いますが、D300は
ライブビュー中にセルフタイマーが使えません。2秒セルフでシャッター押し下げ時のブレを回避することが
できないのです。40D ではライブビュー中にもセルフタイマーが使えます。ここは40D が上ですね。

Lv005

さらにモニター画面の拡大縮小操作も 40D のほうが使いやすいのです。D300 は左手で操作する必要があり、
撮影中に片手を離さないといけません。40D は右手親指で簡単に操作できる位置にあり、ボディから
手を離すことなく操作できます。実はライブビュー時に一番良く使うのがこの拡大ボタンなのです。

モニター画面とオートフォーカス

Lv0067jpg

D300 のライブビューは手持ちモードと三脚モードがあります。大きな違いは、
・手持ちモードでは拡大率は低いが、従来のオートフォーカスが使える
・三脚モードでは拡大率が高く、コントラスト式のオートフォーカスが使える(AF速度は遅い)

それぞれのモードで画面を最大に拡大したものが上の写真です。MFが主体なら写真右側の「三脚モード」が向きます。

Lv008

モニター画面は D300 が確認しやすい
この三脚モードのときの拡大率は 40D の 10倍拡大モードよりも大きく、非常に精細に見えます。
これは何といっても VGA液晶の威力でしょう。等距離で撮った画面を同じ画像処理をして並べたものです。
40D の実画面では、時計文字盤の秒間の細かい目盛りはぼやけて判読できませんでした。

Lv009

3D トラッキングも使えるD300 のライブビューAF
D300の2種類のAFですが、まず「手持ち撮影モード」のAFではパタパタとミラー動作はあるものの、
D300の持つすべての AF 機能が有効です。特に 3D トラッキングが使えるのはなかなか便利。

D300 のライブビューでAFを使うときには、 上の写真の「AF-ON」ボタンが便利です。まずマルチセレクターで
合わせたいAF ポイントにもってゆき(51点あるので非常に位置決めしやすい)、AF-ON ボタンを押すと
ミラーが降りてフォーカスが合います。この状態でAF-ON ボタンを押したままシャッターを押せば撮影完了です。

三脚モードのAF は遅いのですが、事前にピントリングを回して近い場所まで手でもっていってやり、
その後に AF-ON ボタンで合わせてシャッターを切る。これでピントあわせの移動距離が少なく迷わずに撮れます。
どちらも慣れればとても簡単です。

個人的にはライブビューはMFで撮るのでAFはあまり使いませんが、ノーファインダー撮影で威力を発揮しそうですね。

D300 のライブビューAFは AF-ON ボタン+シャッターのほか、シャッター半押し→合焦→シャッター押し込む
という手順でも撮ることができます。しかしこの半押し/全押しの呼吸がいまひとつで、うっかり途中で指を離すと
ミラーだけ動いて実際は撮影されていないということにもなります。というわけで AF-ON→シャッターのほうが
ずっとフィーリングが良いと思うのは私だけでしょうか。

40D のライブビューAF
いっぽう 40D のAFはちょっと特殊です。シャッターボタンではAFしないのです。このカメラの場合は、

(1)AF-ON ボタンを押すとミラーダウン&AF駆動
(2)AF-ONボタンを一旦離す
(3)シャッターを押すと撮れる

という手順になります。D300 のように (1)を入れたまま(3)ができません。(押してもシャッターが反応しない)
これでは撮影のリズムが取れず非常に使いにくいのです。この部分は親指で AF-ON を押しつつ人差し指で
シャッターを押せる D300 のほうがずっと支えやすくリズムも崩れません。

また、40D のライブビュー AF にはちょっと致命的な欠点があります。それは・・・

Lv010

この写真のようにメインの被写体を画面左にもってきて、ここに白枠を移動します。
そしてAFをオンすると、枠は左のままなのにピントは樽に合ってしまいます。白枠はAF枠ではなかった・・?
なんと 40D では「中央のエリアしかライブビューAFが効かない(※)」のですね。これは痛い。。。

(※)9点オートを使うと作図意図にかかわらず最寄のポイントに自動AF合わせされます。
また事前にAFポイントを中央以外にセットしておけばそこに合いますが、
肝心のAFポイントがどこなのかが画面に表示されないため、意図したとおりのピントにならない場合があります。
なお 40D の説明書ではワンショットAFにして中央固定での使用が推奨されています(2008.01)

Lv102

で、どのくらいまでちゃんと動くのだろうと思ってテストしてみると、中央エリアの中心付近に入った物体の
近距離にあるほうに合うようです。このくらいだと時計の台がわずかに中央からずれているので、合いません。

製品カタログには 『ライブビュー撮影中のAF」を「する」に設定すれば、ライブビュー撮影中にも
オートフォーカスでピントあわせが可能です』
と書いてあります。でも中央だけとは書いていません。
9点で出来るとは書いていないから間違いではないという CANON流の解釈でしょうか。。。でしょうねぇ。

このあたり、カタログにうたっていた「システムとしての高い防滴性能」(実は全然違う)に通じるものがありますね。
ちなみにこのカタログ記述、流石にまずいと思ったのかどうかはわかりませんが現在の版は差し替えられているようです。
手元の07年8月カタログと現在 web からダウンロードできるカタログとでは

「システムとしての高い防滴性能を実現」→「システムとしての高い信頼性を実現」という表現に変わりました。
でも「アクセサリーにまで拡大した防滴性能」の見出しはそのまま。なるほど CANON・・・そうきたか。

D300 では51点のどの位置にでもAFポイントを設定でき、かつAFしつつカメラを動かしても3Dトラッキングで
追跡してくれますし、三脚モードのコントラストAFでは51点に限らず画面のどこをポイントしても合わせてくれます。
これに比べると 40D の ライブビュー AF は大きく見劣りがするといわざるをえません。

40D の静音ライブビューは便利
ただ、40D のライブビューにも優れた点が無いわけではありません。先に述べたライブビューの入りやすさ、
拡大縮小のしやすさに加え、ミラー動作が少ないぶん非常に静かな撮影ができる点は大きなメリットです。
40D のライブビューはマニュアルフォーカスで使うと便利かと思います。

要望など
40D のライブビューには、撮影時の操作性とAFの改善を望みます。せっかくの静かで低振動な機構を持つのに
この部分が弱いのは非常にもったいないですね。あ、それと背面モニターの品質向上ですね。

いっぽうのD300 はライブビュー中のセルフタイマー操作を可能にして欲しいこと、
画像拡大縮小操作を例えばAE-L ボタンにも割り当てられるようにして欲しいこと、
1枚撮影後にライブビューから抜けずにそのままライブビューモードをキープして欲しいこと、
そして更なるAF性能の向上ですね。自動顔認識AFも面白いかもしれません。

ともあれ両者ライブビュー第一号としては短期間でとても良くまとめてきたものだと思います。
遠からずこれは他の機種にも波及するでしょうし、これが必要な人は便利さを実感できる機能、つまり
カメラの商品性を確実に高められる機能です。今後もより一層使い勝手を向上させて欲しいですね。

Lv999

ライブビューの便利な機能。ファインダーが覗けない状況でもファインダー代わりに構図をチェックできます。
これはほとんど真上に近い角度から撮ったもの。固定式液晶でも結構よく見えてくれます。

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2007年12月27日 (木)

ピクチャーコントロール

Editor2

新カラーマネージメントシステム、ピクチャーコントロールを搭載した D300 の JPEG は
従来の「素材重視・ややもすると眠い」画像から一転して暗部の締まった画像が得られるようになりました。
これはこれで新たなチャレンジとして評価したいと思うのですが、あとからの調整を前提にした場合、いささか
暗部が締まりすぎてるなぁと感じることもあります。ならば微調整してみようかというわけです。

調整はピクチャーコントロールユーティリティで行います。これを起動するには View NX のメニューから
ユーティリティの起動を選びます。

Editor

この画面で新しいコントロールを作ります。既存のコントロールからコピーして微調整も可能です。
「カスタムトーンカーブを使用」にチェックを入れればオリジナルの調子のコントロールができますが、
願わくばこの調整項目がもうちょっと充実してくれないものかと。いまは少々不足気味ですね。

Image2

ピクチャーコントロールユーティリティは標準では C ドライブの Program files の上図の場所にあります。
この exe ファイルのショートカットを作っておけば View NX 経由ではなく直接起動することもできます。

Edit3
CF カードリーダー/ライター に CF カードをセットしておき、エクスポートを選ぶとコントロールが書き出されます。

Image9

書き出されるフォルダは NIKON\CUSTOMPC です。フォルダが存在しなければ自動作成されます。

Editor4

あとは CF カードをカメラにセットし、メニューから読み込ませれば完了です。

■サンプル

Konohen_3


設定を変えていくつか撮ってみました。
四角く囲んだあたりの影の部分の濃さを見ると違いがわかりやすいと思います。


■一覧

Pstyle

Digimemo-S1 はスタンダードをベースに暗部を少し明るくし、シャープネスを下げています。
Digimemo-M1 は D2X Mode1 をベースにしています。
実物に一番近いのはニュートラルですが、風景等ではおとなしすぎて物足りないと感じるかもしれません。
ビビッドは印象を強くしたいときに向きますが、レタッチの素材としてはちょっとパスといった感じ。


■ニュートラル
Nt

■スタンダード
Standard

■ビビッド

Vivid

■D2x MODE 1
D2xmode1

■スタンダード改 Digimemo-S1
Dm_s1

■D2x Mode1 改 Digimemo-M1

Dm_m1


■少し大きめのスタンダード1500pix
Dmstd

■少し大きめのDigimemo-M1 1500pix
Dmm1

M1 は少し暖色系に振ってあります。

色のカスタマイズの可能性が広がったぶん、最適解を見つけるのは難しくなりますが
それもまたアマチュアならではの楽しみかと。というわけで悩みつつ試行錯誤しております。

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2007年12月 2日 (日)

JPEG のサイズと画質は・・・

D40_001

AF-S 18-55、D50 のキットレンズを D300 に取り付けて ISO1600 で撮ったものです

デジカメは記録する画質によって撮影可能枚数が大きく変化します。
たとえば SanDisk Extreme III 4GB のCFカードを D300 にセットすると、
・RAW 271枚
・JPEG FINE L 370/M 652/S 1,400枚
・JPEG NORMAL L 373/M 1,200/S 2,800枚

などと表示されます。
ぶっちゃけた話、これらは画質面で一体どのくらいの差があるんだろう?と、思いませんか?

blog で使うときや大きくプリントしない場合、小さめのサイズでも問題ないのではなかろうか、ただしカメラ内で
縮小が入ることで間引きされたデータになるかもしれず、品質劣化の面でどうだろう?かなり落ちるかな?

と疑問に思い、試してみました。
まず JPEG圧縮設定は「画質優先」、品質を JPEG/FINE にします。
これで L/M/S 各サイズで撮ってから L と M を S と同じ大きさまで縮小し、S で撮ったときの画像と比較します。
縮小ソフトは Photoshop CS3。単純縮小のみで、アンシャープマスク等の後処理はかけていません。

画像のサイズと画質

Jpeg_sl

Lサイズ画像の大きさは 4288x2848、これを 2144 x 1424 の S サイズに縮小し、等倍で切り出しました。
左側の S サイズのものはカメラの生成した元画像そのままの等倍です。


Jpeg_sm

こちらは同様に、M サイズで撮ったものを S 同等まで縮小したときの比較です。
いずれもあまりかわらないですね。S/FINE で撮っても L サイズで撮ってフォトショップで縮小したのと同等レベルの
画像が得られることがわかりました。カメラ内の縮小過程で画質が落ちる、という点は杞憂のようです。


画像の品質と画質

Loco 

次はこの画像で。AF-S 18-55 ISO1600 のデータです。背景右上が変なのは見なかったことにしてください(笑)
こちらは JPEG の保存品質を FINE/NORMAL/BASIC と変えて比べてみました。

Loco1_2

FINE や BASIC の文字の下にある数字は元々のファイルサイズです。ファイルサイズには結構な違いがありますが、
等倍切り出しした画像を並べて比較しても、ぱっと見た限りではそれほど大きな違いは感じられません。
BASIC といえども、レタッチソフトの低画質で処理したときのように 8x8 のブロックノイズやモスキートノイズが
大きく目立つようなことはないようです。


Loco_ss

あえて細かく拡大して見れば差はわかります。上の画像は等倍からさらに600% 拡大したものをキャプチャしたものです。
こうして比べると BASIC では細かい諧調がつぶれていることが判別できます。こうした部分の劣化を重視するなら
BASIC 以外で撮ったほうがよさそうです。

BASIC の L と FINE の S

Loco_sl

JPEG/FINE の S で撮れる枚数は約1,400枚、JPEG/BASIC の L で撮れる枚数は約 1,200枚。(Extrame III 4G)
だいたい似たようなものならどちらが良いんだろう?と思って試し撮りしました。
JPEG L BASIC で撮ったものを JPEG/FINE S サイズと同じ大きさに縮小して並べたものです。

L の BASIC のほうは約2.56MB、S FINE は 1.66MBでした。これを比較すると BASIC の S よりはマシで、
やや FINE/S のほうが上という印象です。最終的な利用サイズにもよりますが、4288x2488 もの大きなデータが
要らないのなら BASIC の L より FINE の M や S で撮っておくのが良いかもしれませんね。
CFカードの容量が十分あって、特に問題なければ JPEG なら FINE/L で撮るのが一番無難ではあります。

※これらの比較にはレタッチソフトの縮小処理が入るので、ソフトによってはあまり画質差が出なかったり、
 逆にもっと差が開いたりする可能性はあり得ます。

JPEG 圧縮率の違いと画質

Pen

D300 の「カメラのアイコンの撮影メニュー」の中に JPEG 圧縮の項目があり、ここでサイズ(圧縮率)優先か画質優先かを指定できます。
これによる画質の差は?と思って撮ってみました。 ULTRON 40mm SL II ISO800 です。

Pen_m

上の元画像で 1.33MB 対 1.49MB のファイルサイズの差があります。HIGH が「画質優先」です。
うーん・・・差がわかるような気もするけれど、わからない気もする(^^;

もっと緻密な画像ならファイルサイズに大きな違いが出るのでしょう。
ただ、サイズ優先にしても大幅に画質が落ちるわけではなさそうです。

参考までに、D300 JPEG/FINE Sサイズで撮った元データを載せておきます。
レンズは 18-55 D50 のキットレンズ、カメラ内で生成された JPEG そのままです。

ISO 800(1.56MB)
ISO1600(1.71MB)

個人的な好みからいえばあと少しコントラストを下げたいところですが、D300 を使い出してまだ日が浅いので
撮って出しのジャストな設定を把握しきれていません。普段はここからフォトショップでごく軽く調子を整えて完成です。
とはいえ、個人的には十分以上に使える高感度性能と思います。

おまけ。上のサインペンの元画像データ。
ISO800(サイズ優先 1.33MB)
ISO800(画質優先 1.49MB)

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2007年11月28日 (水)

MB-D10 バッテリーグリップ

Nikon_d300m

貫禄~。それにしても ULTRON は小さい。。

D300 の予約と合わせてバッテリーグリップ MB-D10 も予約してありまして、ほぼ同時に届きました。
これがもし普通のバッテリーグリップなら買わなかったところですが、これをつけると連写が 8fps に
パワーアップするターボブースターのような代物と聞いて、思わず購入しました。

Mbd10_01

本体はD300と同じくマグネシウム合金。良いつくりです。
本体固定ネジは固定用ダイヤルからちょっとオフセットされており、恐らく内部で歯車駆動で回転を伝達
しているものと思われます。このためきっちり締めても固定用ダイヤルには軽い遊びがあります。

Mbd1002

使える電池は D50/D70/D200/D300 用の EN-EL3e と単三電池(か充電池)、そして大容量のEN-EL4/EN-EL4a です。
EN-EL4系を使うには右端の写真のように長さを合わせるためのバッテリー室カバーBL-3が必要です。

Mbd1004

装着はとても簡単で、まず D300本体の底のカバーを外します。

Mbd1005

外したカバーは MB-D10 のここの窪みに収納しておくことができます。
あとは三脚ネジに MB-D10 をねじこんでおしまい。

MB-D10 は、D300 本体にバッテリーを入れなくても使えますし、逆にMB-D10にバッテリーを入れずに
純粋に縦位置グリップとしても使うことができます。

Mbd100m1

本体とバッテリーグリップとで電池を併用するときには、先にどちらのバッテリーから使うかを指定できます。

Mbd100m2

さらに単三電池の場合はその種類を指定します。エネループなら Ni-MH です。

Mbd100m3

装着後は電池チェックで残量を見ることが出来ます。本体上部の液晶にも[BG]アイコンが表示されます。
写真ではいろいろテストしているので 115枚で残量 88%ですが、普通なら標準バッテリーだけで 500枚近く撮って
70%程度の残表示でした。D300 はかなり電池がもつようです。

で、実際にエネループを装着してシャッターを切ってみますと・・・8fps はやはりすごい。
40D の 6.5fps vs D300 の 6fps では違いはわからなかったのですが、6fps vs 8fps では完全に違いますね。
さらにシャッター音も低域の響きが抑えられて、さらに切れの良い音に変化します。
これは連写を使う人にはたまらないアイテムですね。繰り返しますが 8fps は、全然違いますよ。

また、バッテリーグリップのシャッターの感触はかなり敏感で、慣れないと半押ししたつもりが
連写しまくるかもしれません。これは親指AF を使うようにすればOKですが。。

【要注意事項】

Mbd1003

実をいいますとバッテリーグリップの導入にあたり、純正バッテリーがえらく高いので ROWAから
EN-EL4 互換のパナソニックセル製品を購入しておりました(3,980円)。毎回メインで使うわけでもないし
利用頻度はかなり低いからこれで十分かなと考えたわけです。

MB-D10 が届いてさっそく取り付けてみたところ、ななーんと D300 では認識できませんでした。

Enel4_rowa

いろいろやってみても全くダメで、やむなく ROWA に問い合わせたところ数日間返信なし。
今日再度問い合わせをしたところ、次のような返事が来ました。

-----
型番:N-EL4-PAですが、

NIKON D300ご使用の場合は、
対応しておりません。

ご確認のうえ、再度ご連絡をいただけますでしょうか。
-----

えー? EN-EL4 が使える純正製品に、その互換をうたっている製品が使えないのはなんで??
・・・おかしいと思ってROWAのページをさっき見たら 「NIKON D300 には対応しておりません」って何ですか(驚)
買った当時はそんなことは一切書かれていませんでしたよ。

これは解決に時間がかかりそうだと考え、D300 を買って得たポイントで純正の EN-EL4a を緊急 GET しました。
こちらは当然ながら問題なく使えました。しかしそれでは何のための互換品なのかと思い、では手持ちの
この使えない製品はどうしたらよいか、その旨もう一度 ROWA にメールし現在その返事待ちです。
ダメなら捨てるしかないので、そのときにはついでに中身を分解してみましょう。

というわけで ROWA の互換電池を MB-D10 に使おうと考えている方、ROWA から確約をもらえない限り
ご使用は慎重に。というよりは現在記述が追加されたので使用不可確定ですね。

MB-D10 をつけみて実感。やはりこの大きさのカメラは日常的に持ち歩くには少々大きいです。
気合を入れて「撮りに行く」ときには重宝しますが、普段は外して使うのが良さそうです。

このサイズをみてしまうとやはり将来欲しいのはコンパクトな FX..と、結論はそこに行っちゃうわけでありますが、
しかしこの、必要なときだけ合体して性能が上がるアイテムというのはなかなかいいですよ。

ROWAの後日談
その後 ROWA から連絡が入り、商品代金+送料の全額を返金して頂きました。(返送品の送料はこちら負担)
タイミング的に使用不可の掲示と前後したこと、一回充電のみの未使用なこと等を考慮頂いたものと思います。

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2007年11月27日 (火)

D300 カスタムピクチャーコントロール

CANON のピクチャースタイルと似たようなNIKON の新しいコンセプト、ピクチャーコントロール。
ニコンのダウンロードページ から D2X スタイルの色設計データがダウンロードできるようになっています。
早速やってみました。(D300 への登録方法は上記ページのPDF ファイルを参照ください)

Pcfolder

今回はカメラをUSBでつながず、カードリーダーからCFカードにコピーする方法で行いました。
ダウンロードページからパソコンに保存した EXE ファイルをクリックすると NIKON というフォルダーができます。
これを CF カードの一番上の階層にそのままコピーし、CFカード をカメラにセットします。

Cp1_2

D300のメニューからカスタムピクチャーコントロールを選びます

Cp2_2

メモリーカードからのコピーを選択

Cp3_2

カメラに登録を選択。
すると先ほどCFにセットしたピクチャーコントロールデータが一覧で表示され、コピー先を選ぶ画面になるので
適当な空き場所を指定します。これを終わるまで繰り返せば完了です。

Cp4_2

D2X のモードI~III が使えるようになりました。

以前撮った写真にコントロールを適用してみた

Pic001

このコントロールは Capture NX でも利用でき、以前撮影した RAW データにも反映させることができます。
NX を開くと、メニューには既にD2X のコントロールが導入されていました。最初の EXE を展開した時点で
自動的に導入されるのでしょうか。

Pcstd

D300 のスタンダードで撮った画像です

Pcmd1

D2X Mode I を適用。これはあっさり系で素材ベースにいい感じ。

Pcmd2

D2X Mode II を適用。色域の広い Adobe RGB 向けのデータです。

Pcmd3

D2X Mode III を適用。彩度・コントラストが高めのくっきり系。
個人的にはちょっとアレですが、ビビッドな色を好む方にはおすすめかも。

今後色々なカラーが出てきそうですね。楽しみです。

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D300 アクティブD-Lighting

Digi-memo blog でお題を頂いたので取り急ぎ掲載。
「アクティブD-Lighting をかけると暗部のノイズはどうなるか?」
RAW で撮ったデータがあまりないので手近のもので実験しました。

Panda80001

サンプルは先日サンヨンで撮ってきたレッサーパンダ。
ISO800 使いまくり、D-Lighting 使いまくりの撮影でした。
いやー、高感度が使えるのは実にいいです。

Capture NX を使ってアクティブD-Lightingの強さを変えてみます。
以下、NX で表示した状態の無編集等倍表示の画面キャプチャです。
お題とは関係ありませんが、ISO800 でもけっこう綺麗ですねえ。

アクティブD-ライティング:なし

Pandaadlmid_2

アクティブD-ライティング:標準

Pandaadloff

アクティブD-ライティング:強

Pandaadlhigh

どうでしょう。さほどノイズも増えませんし、彩度も落ちません。
明暗差の大きなシーンではこれは結構使えますよ。

おまけに一言。
Capture NX、重すぎ。PentiumD Win XP メモリ2GB の環境で、10MB のRAWファイル1枚だけ開いてDライティングをかけるのに
メモリを1GB近く占有します。すべての動作が遅すぎ。RAWを開いて→いじらずJPEG保存だけならまあまあの速度。
正直言いまして現状の完成度では使い物になりません>ニコンさん。

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2007年11月26日 (月)

高感度ノイズの比較

Title

NIKON D300がついにリリースされました。誰しも気になるのは高感度ノイズがどうなったのか?
また、CANON EOS 40D と比べるとどうなのか? ISO800 と 1600 で試し撮りしてみました。
光源は窓際の自然光、ホワイトバランスはオート、レンズはいずれもニコンの 35F2 です。

ファイルサイズが巨大すぎるので等倍で一部分を切り出しています
F8 1/20秒(ISO800) 1/40秒(ISO1600)

Shay0800off

Shay0800on

Shay1600off

Shay1600on

この模型の表面はつるつるではなく梨地の半つや消しのような塗装です。
画質の優劣はカメラの画像処理の味付けによるので何ともいえませんが、D300 はノイズリダクションOFF のとき
生データにより近い仕上がりとなります。40D の場合は NR OFFで撮っても若干のノイズリダクションがかかるようなイメージです。

例えばカメラに標準で添付される DPPという CANON の RAW現像ソフトがあります。
ISO800 の RAW データを DPPを用いてノイズリダクションOFFで現像したのが下のサンプルです。

Shay0800dpp

DPP のほうがより生に近く、シャープに現像されます。
ちなみに CANON のもうひとつの標準添付現像ソフト RIT(Raw Image Tasks) で現像すると、カメラ生成のJPEGに近い
まろやかな画像が得られます。どれが本当の NR OFF なのか迷うところですが、要はJPEG 記録時のNR OFFの
設定のさじ加減の度合いがメーカーによって異なるということかと思います。

JPEGで NR OFF といっても完全なOFFというわけではない(ように見える)ので、OFF同士を比較しても
あまり意味が無い気がしますね。

CAPTURE NX の場合
一方、D300 の RAW現像 とJPEGの画質の違いをチェックしていて面白いなと思ったことがあります。
ニコンのキャプチャーNX で撮影時にNR ありで撮った画像を開くと、NX の NR がOFFでも下のサンプルのような違いが出ます。
まるで CANON の DPP と RIT で現像したときの違いのようにシャープさが変化するのです。

Iso800nx

CANON の場合はDPP でも RIT でも撮影時設定の高感度ノイズリダクションの有無は現像結果に影響しません。

しかし D300+NX の場合撮影時の設定がRAWにも反映してくるようです。つまりとことん生に近いデータが
欲しいならノイズリダクションを切って撮影する必要があり、逆に低ノイズの高感度RAWデータが欲しいなら
撮影時から NR はONしておいたほうが現像処理の際にひと手間省ける、ということかもしれません。

※このへんはざっと検証しただけなので私が勘違いしているかもしれませんが、ご参考までに。

Car

次のサンプルは赤い自動車です。赤はノイズ面でかなりいじわるな被写体なのです。
なお 40D のサンプルは  NR-ON のデータを撮り忘れました m(__)m
このため RAW を RIT/NR-ON で現像し、JPEG の NR-ON に近い形にしています。
F8 1/40秒(ISO800) 1/80秒(ISO1600)

Car800off

Car800on

Car1600off

Car1600on


最後に、ISO1600 で 生に近いRAW現像をしたときの例を載せておきます。
左が 40D+DPP NRなし、中央が D300 の NR OFF 設定で撮影したRAWを Capture NX でそのまま現像したもの、
右端が NR ON で撮影した RAW を同様に現像したものです。

Cardpp

ちょっとややこしいですが右端の画像はカメラ設定 NR-ON で撮ったRAWを、Capture NX の NR-OFFで
現像したサンプル、という意味になります。いずれもこのまま使うことはなく、ソフトでノイズリダクションを
かけると思いますが、特にD300は現像処理まで見越して NR の設定を決めるとあと処理が楽かと思います。

なおSYLKYPIXなど社外品の現像ソフトではカメラの設定はそこまで細かくは見ていないと思いますので、
これはおそらくNXで現像したときだけの現象ではないかと思います。(後日検証してみる予定です)

また、申し添えるならばノイズは同じカメラでも撮影条件によって大きく印象が変ります。
これらはたまたまこういう撮影条件での結果、という程度にお考え下さい。

また今回はサイズの制限上部分のみの比較となっており、全体の印象はこの例ではわかりません。
(正直言ってもはや CANONでもニコンでもどちらも十分な性能。言い換えると 前のモデルではあれほど差があった
CANON の高感度ノイズ面のアドバンテージが、2007年モデルにおいては無くなったなという印象です)

Iso800
ISO800 で撮り、フォトショップで暗部を同じ量だけ持ち上げてみた比較。CANON CMOS はシマノイズがでますが、
あとから暗部を持ち上げざるを得ないような撮り方をしなければ問題はないでしょう。

D300の高感度は D200 から大きく進歩しました。画素数の多いぶんノイズ面で不利な点を考えても
実使用においては CANON と並ぶほどの進化といえます。D300 も 40Dも、あとは使いこなしあるのみ、です。

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